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未払飲食代の立替金請求通告書

　　　　　令和○○年○月○○日

被通知人
　東京都●●区●●○−○−○
●●●●　殿

通知人
　東京都■■区■■□−□−□
　ホストクラブ「●●●●」
　源氏名○○○○　こと　■■■■

本通知書作成代理人
　〒ＸＸＸ−ＸＸＸＸ
　東京都ＸＸ区ＸＸＸＸ町ＸＸ
　ＸＸＸＸビルＸ階
　ＸＸＸＸ法務オフィス
　　行政書士　小竹　広光

　冠省
　早速ですが、今般、当職は、通知人より依頼を受け、行政書士法第１条の２ならびに第１条の３第３号に基づき、本書面を代理作成しましたので送付します。

　前略
　貴殿は、私が勤める飲食店　ホストクラブ「●●●●」に、●●●●年●月●日に来店して飲食され、未払飲食代金●●万円については後日必ず支払するという説明により、この売掛金（ツケ）を私が立替払いをしました。
　しかしながら、その後、私は、貴殿に対し、再三にわたって貴殿に前記立替金の返済をお願いしてまいりましたが、貴殿からは、未だ一銭の支払も無いどころか、挙句の果てには、現在、連絡すら取れない状態となっております。
当然ですが、私には、貴殿が署名した店の会計伝票のコピーや貴殿の身分証明書のコピー等の証拠資料を保有しております。
　なお、もしも貴殿が、当初から支払うつもりが無く、またはお金を払う気が無くなり、必ず払う旨を告げて欺き、飲食代のツケを立替払させて財産上不法の利益を得たとすれば、刑法第２４６条２項の定めにより、詐欺罪として１０年以下の懲役に処せられる犯罪に該当します。
　身分証明書の偽造や、借用書などへ虚偽の署名捺印をしていた場合も同様です。
　つきましては、私は、貴殿に対し、本書面を以って、本書受領後２週間以内に上記金員を、下記指定口座に振込送金の方法により、弁済して頂けるよう、通知致します。
　もしも分割払いを希望される場合は、担保提供や連帯保証人を付して公正証書を作成するなどの、然るべき保全措置が講じられるのであれば応じる用意がありますので、文書でご連絡下さい。
　ただし、上記期間内に送金がなされず、何等の誠意ある連絡も頂けない場合には、管轄警察署への被害届の提出や、○○簡易裁判所に対して民事訴訟を提起する等の措置を講じる所存であり、その場合、未払飲食代金の元金のみならず、各弁済期の翌日より完済に至るまで、商法第５１４条に定める商事法定利率（年６％の割合による遅延損害金）も付加して支払うことになり、判決確定後には、貴殿の給与や預貯金に対する差押などの強制執行を受けることになりますので、ご承知おき下さい。

草々

　　　　記
　　銀行名　：○○銀行
　　支店名　：○○支店
　　預金種別：普通預金
　　口座番号：１２３４５６７
　　口座名義：■■■■

以上