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解雇無効等申入れ通知書

　　　　　令和○○年○月○○日

被通知人
　東京都●●区●●○−○−○
　●●●●ビル●階
　株式会社●●●●
　代表取締役　●●●●　殿

通知人
　東京都■■区■■□−□−□
　■■■■

本通知書作成代理人
　〒ＸＸＸ−ＸＸＸＸ
　東京都ＸＸ区ＸＸＸＸ町ＸＸ
　ＸＸＸＸビルＸ階
　ＸＸＸＸ法務オフィス
　　行政書士　小竹　広光

　冠省
　早速ですが、今般、当職は、通知人より依頼を受け、行政書士法第１条の２ならびに第１条の３第３号に基づき、本書面を代理作成しましたので送付します。

　前略
私は、貴社から雇用され、平成●●年×月××日から社員として労務を行ってまいりました。
しかしながら、平成●●年×月××日、私は、貴社より、同日付の解雇を言い渡されました。
なお、試用期間中であっても１４日間を超えて使用されている場合には、解雇の予告が必要であります（労働基準法２１条）が、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効となります（労働契約法１６条）。
よって、私は、貴社に対し、以下のとおり、要求します。

【要求事項】

1.現時点での未払金××××円、及びこれに対する支給すべき日の翌日から支払済まで年６分の割合による金員を、本書面到着後１週間以内に下記の指定口座へ振込送金の方法によりお支払い下さい。
2.平成●●年●●月より、毎月●日限り、各回金●●●●●●円ずつ、下記の指定口座へ給与の支払いを継続されて下さい。
3.貴社が、私との雇用について合意解約を求められる場合には、一定期間の賃金支払を条件として応じる用意がありますので、具体的な条件を書面にてご提示下さい。

なお、賃金の不払いは、労働基準法第１０９条により、最高で懲役６ヶ月または罰金３０万の刑に処せられるおそれのある犯罪行為です。
よって、もしも、貴社が、上記の要求に応じて頂けない場合には、やむを得ず、私は弁護士に一任の上、地位保全及び賃金仮払仮処分命令の申立を為すとともに、未払賃金の元本と遅延損害金（各支給日の翌日から年６％）、および労働基準法第１１４条に定める付加金の支払いを求めて、労働審判の申立を行うとともに、労働基準監督署と労働局に対して、労働基準法違反申告書または刑事告訴状の提出も行なう所存ですので、申し添えます。

草々

　　　　記
　　銀行名　：○○銀行
　　支店名　：○○支店
　　預金種別：普通預金
　　口座番号：１２３４５６７
　　口座名義：■■■■

以上